竹の子書房は、プロアマ混在の作家集団です。主にTwitter上で企画会議をしては、電子書籍を手弁当作成、週に二冊前後のペースで無償配信しています。
元々商業誌の実話怪談作家・怪談系クラスタの人々の間で自然発生したため、怪談系の執筆者、電子書籍が多いのですが、同時に商業誌のBL作家も少なからず在籍しているため、BL系の電子書籍も出しています。
また、怪談、電子書籍以外では、ラノベ、サスペンス、日常、猫など様々な分野への進出を狙っています。
野心的です。夢は大きく。
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竹の子書房はTwitter上での応酬……やりとりが多い集団です。所属メンバーは「社員」と呼ばれますが誰も給料を貰っていません。
申請すると社員証が更新される、日々変動する社内組織図に組み込まれる、(社員の心の中にある)本社ビルの自販機が使い放題、などあります。
それはそれとして、幾つかの竹の子関連アカウントをフォローしていただく必要があります。
@takenoko_shobo……メインアカウント
新刊告知、社員証の更新情報、竹の子書房からの総合的なお知らせなど、読者向けのTweetをお知らせしています。
@ts_p……業務用アカウント
竹の子書房の諸作業はこのアカウントをリフォローすることで相互に情報共有しています。企画発議、作品投下、募集宣言や、応答などもここが基本です。
ハッシュタグ=#tknkにも注意しておいてください。
その他、新刊既刊情報を呟くbotや、BL課、GL課、ラジオ各課のアカウントなどがありますが、最低限上記のふたつはフォローしておいて下さい。
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竹の子書房では「最低限で20話(Twitter換算、1Tweet=1話)集まって、表紙が準備できたら、即組版を始める」というルールがあります。
組版を始めるとだいたい2~3時間で電子書籍が完成しますが、この「表紙」がなかなか揃わないことが多いのです。
何分にも「モジカキ」が多い集団ですので、「エカキ」の絶対数が不足しているんですね。
ですので、
・組版待機中 http://bit.ly/arAdOk
・集団執筆中/まとめ中 http://bit.ly/bfX9oE
・単著執筆中/まとめ中 http://bit.ly/ajoOPG
の中で、「表紙募集中」となっている企画について、絵を描いていただけると大変助かります。
これらはTogetterに蓄積されている状態ですので、電子書籍化される前でも内容に目を通すことができます。
竹の子書房の社訓は、
1.あくまで悪ノリで
2.気が乗らないときは横目で
3.自由出勤
4.適材適所 5.全力で真に受ける
とあります。
気に入らないものについて、無理をお願いすることはありません。眺めてみて、「これおもしろそう」と思ったら、是非才能を無駄遣いしていただいて、一緒におもしろがっていただければと思います。
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とはいえ、「既にあるものに絵を付けろ」というのばかりではおもしろくないですよね。
竹の子書房の伝統的編集システムには、「コンセプトと目次が先にあり、目次に合わせて内容を書く」というのがあります。
これをイラストにも応用しまして……イラストレーターの皆様に率先して、「こういう絵を描いた。ので、この絵に合わせた内容の文章/小説を書いて欲しい」
と、お題を提案していただきたいと思います。まず真っ先に「表紙」があるわけですね。登場人物も、その表紙を元にモジカキ部隊の面々が頭を捻ることになります。
普通とは逆ですが、これはこれで痛快です。
是非やっていただきたいです。
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竹の子書房で作成している電子書籍は、iPhone4、iPad、PCでの閲覧を念頭に置いています。特にiPhoneです。
ですので、完成時にはRetinaでフルサイズになる960×640pxになるようにオーサリングされています。
いただいたイラストデータは最終的にタイトルや著者名などをレイアウトして、144dpi、960×640pxのJPEGファイルとしてPDFに格納され、ダウンサイジングしないで配布されます。
原画は960×640px、300~350dpi程度で描いていただき、表紙レイアウトに合わせて縮小、トリミングして使われることになります。
若干大きめのサイズでお願いする理由は、レイアウトの際の自由度を残すたなんですが、もし、万一将来がカーッと開けて商業的な展開に躍り出るという千載一遇のチャンスが舞い込んできたときに、原画が大きいとそちらに使えるからです! ……という夢と野望を、竹の子書房は大切にしています。
人物・背景を合体させたJPEGの状態で、完成していただきますが、必要に応じて「人物のみ統合したレイヤー+背景レイヤー+前景(フィルタ)レイヤー」などに分割した.psdファイルをお願いする場合があります。
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気になる発注とUPまでの手順ですが、「この絵を描いてくれ」とこちらから指定することはありません。
本音では必要な話数が揃って、「募集中」と看板が掛かっているものから順に消化していきたいところですが、イラストレーターの方がそれぞれを見た上で、「面白そうだ」と思ったものに自由に手を出していただいてかまいません。
絵を描きたい、と思ったものについて「やります!」と手を挙げていただくのはもちろん構わないのですが、やりかけて完成できなかった、途中で飽きた、筆が進まなくなったらどうしようというプレッシャーで描けなくなった、ということがあっても面白くありませんので、竹の子書房ではこっそり黙って始めて、完成させてしまってから【実は描いてました。できました】と宣言と同時にいきなり完成品を出していただく方式を推奨しています。
この方式だと、複数の方が同時に手を付けている場合がありますが、同じ本に複数の表紙があっても何ら問題ありません。口絵や裏表紙に回してもいいし、後から改訂版を出すときに「プレミアム版新表紙」として表紙を入れ替えることもあるからです。大手出版社が昔の名作に最近の漫画家の表紙を付けて出し直すようなもので(ry
改めて手順ですが、どのシリーズの表紙を選ぶかについては、イラストレーター各位に委ねます。業務資料概略から、自由に好きなものを選んで下さい。
完成した作品は、TwitPictやPixivなどに掲示した状態で、そのURLを@ts_p宛にTweetしてください。
TL上にいる誰かが反応すると思います。
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なお、竹の子書房はリーダーや責任者、編集長的なものが、いるようでいていない集団です。
最終的に採用になるのかどうかについては、大概「その場のノリ」で決まりますが、NGが出ることはまずありません。
強いて言えば、組版を始める時点で「大きな原画」「統合前のデータ」などのオーダーが組版課から出ることがありますがそのくらいです。
明確に没が出ることもありません。(複数が出てきた場合、優先順はTL上の面々に意見を尋ねた上で、最終的に組版課判断で決まりますが、逐次口絵、見返し、裏表紙などに収納されることもあるため没は発生しません)
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気になるイラストの扱いについて。
何分にも竹の子書房は手弁当集団なので、前払いの原稿料も後払いの原稿料も当面出ませんorz
イラストの著作権は当然ながら原作者の方に帰属します。
電子書籍に収載する際は、奥付に作者名(指定がない場合はTwitterアカウント名)が掲載されます。
お預かりしたイラストは、電子書籍の表紙の他、電子書籍の広告目的(縮小書影や電子チラシ的なものの作成)以外で使用されることはありません。それら目的外使用については、改めてご相談の上で、となります。
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その他、不明な点については、@ts_pをフォローした上で、@azukiglgまたはTL上にいる竹の子書房クラスタの面々にお訊ね下さい。
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